Japanese Kogei | Future Forward
工芸未来派-Bridge Art and Craft 工芸ブリッジ-

2017.07.07

本展で紹介する作家たちは、工芸と現代アートを繋ぐものたちだ。
工芸に新しい可能性を開いている。
工芸の特徴である素材と技法を活かし作品を制作している一方で、
現代アートを拡張するのである。

特徴はいくつかある。今回はふたつの方法を紹介したい。
ひとつは、伝統的な技法を再解釈し、再構成する見附正康。
土地に残る技法様式を元に制作し発展させる。見附であれは九谷の絵付である。
特徴は技法、様式を原理的な姿勢で探求し、他人がマネのできないところまで高めていく。
作品の姿は、皿や器などであり、従来の工芸的な姿を踏襲していて、比較的穏やかである。

もうひとつは、現代アートの文脈の中で工芸的なテーマを移植しているタイプの作家だ。
ここでは、桑田卓郎と木谷洋を紹介する。工芸的な姿勢を持ち、
工芸技法を使い、工芸的な歴史観を参照するのであるが、一方でコンセプトを重視し、
批評性や表現力を大事にし、そこで勝負する。技法は工芸であるが、展開方法は、現代アートという特徴を持つ。

会期
2017年8月23日(水) - 9月27日(水) / 11:00 - 20:00
会場
EYE OF GYRE (GYRE 3F 東京都渋谷区神宮前5-10-1 / TEL : 03-3498-6990)
参加作家
桑田卓郎 / 木谷洋 / 見附正康
キュレーター
秋元雄史 (東京藝術大学大学美術館館長・教授 / 金沢21世紀美術館特任館長 / 美術評論家)
主催
GYRE
協力
OTA FINE ARTS / KOSAKU KANECHIKA / ART DYNAMICS INC. / HiRAO INC
事務局
株式会社ノエチカ