高木由利子 写真展 chaoscosmos vol.3 - visible viscosity 可視化された粘性 - GYRE GALLARY
高木由利子 写真展 chaoscosmos vol.3 - visible viscosity 可視化された粘性 - GYRE GALLARY
可視化された粘性
通常、空気や水の流れそのものは見えない。
とある撮影で、重力と粘性の不可思議な関係が可視化された時から、 粘性のあるものに惹かれ始めた。
私は、流体力学の観点からは全く粘性に関する予備知識などなかったが、シャタースピードと被写界深度
(Depth of Field)のコンビネーションによって見えてきたものが、限りなく美しく神秘的な現象だった。
「自然界のほとんどの美しい形は、重力・慣性・粘性の三者のバランスから生まれる」
後に流体力学にはこのような興味深い考えがある事を知り、 カメラとこの三者とのセッションを続行することで、
何が可視化されるかが楽しみになってきた。
写真という行為が、目には見えない自然の秩序を解明していく過程に少なからず寄与できる事も嬉しい発見である。
とある撮影で、重力と粘性の不可思議な関係が可視化された時から、 粘性のあるものに惹かれ始めた。
私は、流体力学の観点からは全く粘性に関する予備知識などなかったが、シャタースピードと被写界深度
(Depth of Field)のコンビネーションによって見えてきたものが、限りなく美しく神秘的な現象だった。
「自然界のほとんどの美しい形は、重力・慣性・粘性の三者のバランスから生まれる」
後に流体力学にはこのような興味深い考えがある事を知り、 カメラとこの三者とのセッションを続行することで、
何が可視化されるかが楽しみになってきた。
写真という行為が、目には見えない自然の秩序を解明していく過程に少なからず寄与できる事も嬉しい発見である。
写真家 高木由利子
chaoscosmos
カオス(混沌)から、何らかの働きの元に、コスモス(秩序=宇宙)が誕生したであろうと、私は長い間、漠然と想像していた。つまり、混沌と秩序はどちらかと言うと、私の中では因果関係に近かった。とあるきっかけで、自然現象をレンズを通して捉えていくうちに、もしかするとカオスとコスモスは同時多発的に共存しているのではないか、と言う「気づき」が生じてきた。宇宙の摂理は、私たちが日常的に漠然と受け止めているよりも、遥かに複雑で綿密で意外性に富んでいるようだ。それぞれの物質、生命の特性(現象)は、この宇宙に存続するための方法論なのかもしれないとも思う。その現象が時として、レンズを通し視覚的に現れることがある。肉眼では見えない、あるいは気付かない自然現象に潜んでいるMMM※を、ある時から、カメラというメカニズムを介して、ささやかなメッセージとして受け取るようになった。
※M: magical M: mysterious M: miracle
そのメッセージを、私はchaoscosmosと呼ぶことにした。
chaoscosmos vol.2 -sakura- に引き続き、
vol.3 -visible viscosity 可視化された粘性 - を発表します。
chaoscosmos vol.2 -sakura- に引き続き、
vol.3 -visible viscosity 可視化された粘性 - を発表します。
- 高木由利子
-
東京生まれ。武蔵野美術大学でグラフィックデザインを学び、その後イギリスのTrent Polytechnicにてファッションデザインを学ぶ。以来、写真家として独自の視点から衣服や人体を通して「人の存在」を探求し続けている。近年は自然現象の不可思議にも深い関心を寄せ、「chaoscosmos」プロジェクトを立ち上げ、映像を含む新たな表現にも取り組む。日本を拠点に、アジア、アフリカ、南米、中東など各地で撮影を行っている。Photo credit: © Shinnosuke Miyachi SELECTED EXHIBITIONS
2022 chaoscosmos vol.1 - icing process -(GYRE GALLERY)
2023 Christian Dior: Designer of Dreams(東京都現代美術館)
※オートクチュール作品撮り下ろし(日本展図録・展示構成のため)
2023 PARALLEL WORLD(二条城 二の丸御殿 台所・御清所/KYOTOGRAPHIE メインプログラム)
2024 chaoscosmos vol.2 - sakura -(GYRE GALLERY)
2026 Threads of Beauty 1995–2025 ― 時をまとい、風をまとう。(Bunkamura ザ・ミュージアム)
COLLECTIONS
東京国立近代美術館、原美術館、神戸ファッション美術館、目黒区美術館、上海美術館
PUBLICATIONS
nus intimes(用美社、1994)、In and Out of Mode(Gap Japan、1994)、Confused Gravitation(美術出版社、1994)、skin(扶桑社、1998)、sei(Atelier EXB、2014)、Dior by Yuriko Takagi(Rizzoli、2025)、Threads of Beauty 1995–2025(青幻舎、2026)
高木由利子 写真展
chaoscosmos vol.3
- visible viscosity 可視化された粘性 -
- 会期
- 2026年10月8日(木) - 11月29日(日)
- 会場
- GYRE GALLERY |
東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
- お問い合わせ
- Tel. 0570-05-6990 ナビダイヤル(11:00-18:00)
- 主催
- GYRE
- 企画・構成
- papalagi studio
- 会場構成・
プロジェクトマネージャー - 南志保(立体集団ガリネル)
- グラフィックデザイン
- 長嶋りかこ・鈴木美紅(village®)
- 施工
- 株式会社息吹工藝社
- 照明
- 井上靖雄・岡井奈緒(MGS照明設計事務所)
- リトグラフ
- 梅田版画工房
- 額装
- FLATFILE
- 漆工
- 宮下智吉
- プロダクション
コーディネーター - 羅苓寧(intermediArt)
- 撮影アシスタント
- 宮地晋之介
- 翻訳
- Azby Brown
- 協賛
- 株式会社ミマキエンジニアリング
- PRディレクション
- HiRAO INC
- PRESS CONTACT
-
HiRAO INC|東京都渋谷区神宮前1-11-11 #608
T/03.5771.8808|F/03.5410.8858 担当:御船、鈴木
トークショー
chaoscosmos vol.3 —visible viscosity 可視化された粘性—
企画 第一弾としまして、福岡伸一氏・生物学者をお招きし、高木由利子とのトークショーを開催いたします。
「visible viscosity 可視化された粘性」をめぐり、
写真家と生物学者、それぞれのまなざしから、芸術と科学、そのあいだの世界について語ります。
異なる領域から世界を見つめてきた二人の対話を、ぜひお楽しみください。
なお、予約制となっており、お席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。
企画 第一弾としまして、福岡伸一氏・生物学者をお招きし、高木由利子とのトークショーを開催いたします。
「visible viscosity 可視化された粘性」をめぐり、
写真家と生物学者、それぞれのまなざしから、芸術と科学、そのあいだの世界について語ります。
異なる領域から世界を見つめてきた二人の対話を、ぜひお楽しみください。
なお、予約制となっており、お席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。
- 日時
- 2026年10月19日(月)
- 時間
- 19:00〜 約1時間半を予定(受付開始 18:00)
- 会場
- GYRE. FOOD
- 参加費
- ¥1,500(当日は現金のみでのご精算)
予約フォーム(現在準備中)
ギャラリーツアー
chaoscosmos vol.3 —visible viscosity 可視化された粘性—
企画 第二弾としまして、高木由利子ギャラリーツアーを開催いたします。
展覧会場を巡りながら、作品や展示をするにあたっての施しについて、ご案内をいたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
なお、予約制となっており、定員になり次第締め切らせていただきます。
企画 第二弾としまして、高木由利子ギャラリーツアーを開催いたします。
展覧会場を巡りながら、作品や展示をするにあたっての施しについて、ご案内をいたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
なお、予約制となっており、定員になり次第締め切らせていただきます。
- 日時
- 2026年11月14日(土)
- 時間
- 11:30〜 約30分を予定(受付開始 11:00)
その後30分程度、会場にて自由な質疑応答のお時間とさせていただきます。
- 会場
- GYRE GALLERY |
東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
- 参加費
- 無料
予約フォーム(現在準備中)